海洋プラスチックごみによる環境汚染問題からプラスチック素材のものから紙に置き換わりだしていますね。紙ストローなどはその代表的なものです。
パルプモールドもかなり前から卵パックとしてプラスチックの代わりに使われています。最近でも高い撥水性や防カビ加工で食品トレーなどにも使われて再利用可能な素材として注目されています。
http://www.mold.co.jp/product/what.htm
撥水加工や防カビ加工などの技術の発展で使用用途が広がっていますが、紙にとってプラスチックにどうしても勝てないのが透明性です。
パッケージに入れた商品を見せたい時にはどうしてもフィルムを使わなければ見せることができません。
そんな中、半透明である程度中身を見せることのできる紙が「グラシン」という紙になります。半透明なのではっきりと中を見せることができないのですが、それが逆に上品に見えたりもします。
インストグラムにもグラシンで検索するとおしゃれな写真が載ってます。
また封筒の窓にも使うことができます。今まではフィルムだったので廃棄の時には剥がして分別しなければならなかったのですが、グラシンを使い封筒全体を紙製にすることで、紙資源としてリサイクルに回すことができます。
技術革新でそのうちに透明度はもっと上がってくることでしょう。でも強度が上がり耐水性能も上がっていったらプラスッチックと同じく海洋ごみの原因にならないのかな?
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