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AI, パッケージ, 生成AI / 02 11月 2023
デザイン生成AI

生成AIの技術が向上し、至る所でAIで生成した画像や動画を見るようになってきました。 クリエイティブツールでトップシェアを誇るAdobeも数年前からAdobe SenseiというAIを使って単調で時間のかかる作業の高速化を進めていました。最近ではテキストからの画像生成、画像背景の塗りつぶし、テキスト効果などの機能を備えたAdobe Fireflyをリリースして今後も3Dやベクターデーターの機能を追加していくようです。

デザインの生成AIツールは?

画像や音楽などの生成アプリは多数あるがデザインの生成AIは存在しているのでしょうか?検索するとそれなりに出てきますがどれもテンプレートに上書きしていく作成方法が多いです。


Canvaでテンプレートはチラシや名刺、ポスターからロゴなど。さらにSNSのインスタやYoutubeのサムネなど広いジャンルを網羅してデザインバリエーションも多数ありデザインもセンスのいいものが揃えられています。

またMicroSoftの「microsoft designer」はテキストからデザインの生成をする事ができます。
多数あるテンプレートから作成することもできますがChatGPTのDALL-E3を使ってビジュアルからデザインまで生成する事ができます。嬉しいのはテンプレートのプロンプトを見る事ができるので生成するときの参考にすることもできます。

microsoft designerでの生成方法はこちら
     ↓↓↓
「Microsoft Designer で作成」

現状では伊藤園の「おーいお茶」のパッケージのリニューアルに生成AIを活用してデザインを開発し3ヶ月かかるところを数日で決定したとWBSでも伝えられていました。

1.AIでデザインを生成
2.生成したデザインを見ながら、方向性のディスカッション
3. デザイナーによるデザイン作成
4.パッケージデザインAIで評価し、デザインを絞りこむ
5.デザイナーによるデザインのブラッシュアップ

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000062916.html

この流れでいくと様々な方向性を検討し議論でき、方向性を明確にした上で制作ができるので、デザイン開発の短縮化が可能になります。

ただ自社でAI開発する事ができないような我々がカタログやチラシやパッケージなどのデザインを生成AIを活用できるようになるまでには少し時間がかかりそうです。

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