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SDGs, エコパッケージ / 06 4月 2021
エコ(環境配慮型)パッケージについて考える③(循環型パッケージ)

最近はSDGs(持続可能な開発目標)の言葉をよく耳にしますがSDGsの取り組みは企業にとって避けられないものになってきている中、2021年3月末から、循環型ショッピングサービス「Loop」が日本での展開を開始しています。ECサイトに加え、関東エリアのイオンの店舗とネットスーパーで専用商品を販売。消費者は、使い終わった空き容器を返却。Loopが回収した容器を洗浄し、各メーカーは洗浄済み容器に再び商品を充填して販売する。目指すのは容器を捨てることなく、消費者とメーカーの間で容器を循環させる新しいライフスタイルです。

日本国内で使用するLoopのトートケース。このトートケースに商品を入れて宅配することで、緩衝材などのごみが出ない


参加企業はアース製薬、味の素、江崎グリコ、エステー、大塚製薬、キッコーマン、キヤノン、キリンビール、資生堂、P&Gジャパン、ユニ・チャームといった大手消費財メーカーやスーパーなど22社が大同団結する。取り組むのは、容器のリユース。

企業にとってこれまでの取り組みは、プラスチック→紙やプラスチックの使用量を減らす、生分解性のプラスチックを使うなどゴミの種類を変えるからゴミ自体を無くす方向に新しい環境保全の活動になります。

パッケージを繰り返し使用できるためパッケージにコストをかけることができデザインに優れた商品になり、エコに貢献している満足感と合わせて消費者にとってもメリットは大きそうです。

企業側も今までは商品を売って終わりだったビジネスモデルから、使い捨てないパッケージの販売でエコ意識の高い消費者との新しい関係を築ける新しいビジネスモデルのチャンスになります。

こういう新しい波に乗っていけるようにしたいですね。

https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00424/00008/

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