ODPクリエイターからの提言で「これからのパッケージの考え方」をお話しさせていただきます。
3月10日(水)14時〜
コロナ禍の中、緊急事態宣言などもあり外出を自粛する機会が増えております。消費者に接客する機会が減っている現状では、パッケージが一番消費者に近いコミュニケーションツールになります。
ものづくりに携わる人が陥りやすいのは「いい商品を作ればきっと売れる」
このような考え方ではないでしょうか。しかし現実にはそう簡単に売れるものではありません。ヒット商品となるには、作り手の想いのこもった商品の魅力を売り手がきちんとアピールしなければなりません。他社の商品との違いや特長、商品の価値を消費者に知ってもらい手に取ってもらうためのコミュニケーションは、製品開発と同じくらい大切なことです。そのための一番の消費者との接点がパッケージになります。
売り場では競合メーカーの商品が並ぶ中で、消費者と商品の接点であるパッケージを使って特長をアピールし、手に取ってもらうことが大切です。ただカッコイイデザイン、キレイなデザインをパッケージに載せるのではなく、売り場やターゲット、使用シーンや競合商品を調査・研究し、論理的なデザインを作り上げていくことで消費者の購買意欲に繋がっていく事になります。
パッケージをより工夫し、売上を増やしていきたいとお考えの方に、パッケージを作る際の取り組み方の参考になれば幸いです。
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