毎年6月5日に設定されていて、世界中で環境問題について考え、環境保全への意欲を高める日とされています。環境省はこの日を含む6月全体を「環境月間」としていて、全国各地でイベントが開かれます。
これに向けて企業も様々な取り組みをしています。
例えば、株式会社リコーは、6月を「リコーグローバルエコアクション月間」として積極的な活動を打ち出しています。イベントの開催のほか、全世界のグループ会社で一斉に広告塔や看板の消灯を実施。
2019年にはセブン&アイホールディングスとコカ・コーラが、店頭で回収したペットボトルを100%再生したペットボトルで商品を販売することを発表。アディダスジャパンは、使用済みの衣類やシューズを回収する活動をはじめました。洋菓子「シガール」を製造販売するヨックモックは、飲食店での紙ストロー提供を発表。「究極のエコストロー」として全部食べられる「シガール・ストロー」の販売などでも話題になりました。
https://www.sankeibiz.jp/business/news/190606/bsm1906060500008-n1.htm
今年の世界環境デーに向けてパッケージにおいても積極的に取り組んでいる企業もあります。
日清のカップヌードルは発売50年目を迎えた「カップヌードル」でおなじみの“フタ止めシール”を廃止しました。これだけで年間33tものプラスッチックを削減できるようです。
シールだけで33トンってその販売数に驚愕ですねw
シール廃止に伴い、開け口を2つにした新形状のフタ “Wタブ” を採用しフタを開けるとWタブが耳になってネコちゃんが出てきます。こういう遊び心が日清らしいですね。
https://www.nissin.com/jp/news/9604
マルシンハンバーグのマルシンフーズも食品ロス削減のためパッケージをより酸素の侵入を防ぐ包装フィルムへ変更し、マルシンハンバーグの賞味期限を延長しました。賞味期限を延ばすこともパッケージ素材を変えることで可能になりパッケージの重要性を感じますね。
資生堂のエリクシールも世界環境デーに合わせてドラえもんのしずかちゃんを使ってキャンペーンを行っています。詰め替え用パッケージならプラスチックを85%削減でき、次世代のためにできることを今から始めましょうとメッセージしています。
https://www.shiseido.co.jp/elixir/sustainability/
このように色々な企業が多様な取り組みをしている中で一番インパクトがあったのがバーガーキングの「ビーフ愛護計画」で今後のビーフの需要と供給のバランスを保つために「植物肉(プラントベースド)」のハンバーガーを期間限定で販売するそうです。しかも300円引きで。近くにあったら行ってみたいですね。
究極のエコはパッケージがなくなることですが、様々な企業のエコへの取り組みを見てまだまだパッケージにできることはたくさんありそうですね。
最後のバーガーキングはパッケージには関係ないですがw
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